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受検生の夏休み (塾の夏期講習&合宿!) [受検までのこと]

今年度から都立中に通っている長男、あと数日学校に行くと夏休みに入ります。
一つ前の記事 に書いた通り、この夏休みには4月からの 3か月半で 出遅れてしまった 分を取り戻すために、かなりの学習量をこなさなければならないと思います。それについては別途書くことにして、今回は 昨年、受検生だった時の夏休みのことを書いておきたいと思います。

6年生の夏休み。 ジュケン生にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、それはそれは自分の想像を超えるほど 「勉強漬け」 でした。

うちの子が通っていた塾は、各公立小学校が夏休みに入った数日後から8月の終わりまで、5日通って1日休み を 1 クールとして 6 クール の怒涛の夏期講習がありました。そのうち 1 クールは 5泊6日の合宿 です。(なんとその前の クールに続いて休日なしで合宿に出かけていきました。合宿後は1日休みがありましたが…)

幸い (?) うちの子が通っていた地元の小学校は 最終クール(総仕上げ) の途中で始業式を迎えてしまうためその期間には参加できず、おかげで夏休み最後の数日は "塾なし" となったのでよかったのですが (^^;;) そうでなかったら 「いったい学校の宿題はいつやったらいいんだ[exclamation&question]」 という感じでした (^_^;;;

うちの子には、「なにも 夏期講習 全期間に参加しなくても、家でマイペースで学習する期間を持ってもいいんじゃない?」 と言っていたのですが、本人は 「いや、塾に行った方がヤル気が出るから。」 ということで、講習自体は午後からなのに毎日弁当をもって午前中から塾の自習室に行き、午後いっぱいの講習を終えて夕方帰ってくるというのをほぼ全期間にわたって続けていました。 塾になど通ったことのない自分から見たら 「どんだけ マゾ なんだ?」 ってなもんですよ、いゃマジで [がく~(落胆した顔)]
まぁ、自習室でどれだけ集中して学習できていたかはわかりませんが、気を散らせる要素が多々ある自宅よりも周りが皆 学習に取り組んでいる自習室の方がやった気にはなれたのかもしれません。(← って、ちょっとイジワル?)

そして、合宿。それまで学校行事やスポーツの合宿やキャンプなどに参加したことはありましたが、長くても3泊4日でした。それが、5泊6日。しかも 初日は午後から、最終日は午前中のみとして、中4日については "体験学習" の半日を除いて連日 朝から晩 (就寝時間) まで、復習のための自習を含めて勉強漬けです。 さすがに行く前は 本人も 「本当にそんなに勉強ばかりで耐えられるのか?」 と思っていたようですが、実際に行ってみると 「チョ~楽しかった!」 といって、"ひとまわり大きくなって" 帰ってきました。 って、それは合宿中の "おかわりし放題" の食事を好きなだけ食べた結果 顔がパンパンに 膨らんで体重も大幅増加して帰ってきた、ということだったりしますが… [わーい(嬉しい顔)] (いや実際、あまりのハードさに食欲をなくして満足に食事のとれなかったお子さんもいたそうなのですが… ここでもやっぱり "鈍感力" !?) まぁ、それはともかく、都内各所から集まった ”同志" の連帯感もあって ヤル気 がもりもり湧いてきた、ということのようです。そして 行く前には想像できなかった ”娯楽要素のない勉強漬け" の日々を乗り切り、"敢闘賞" なる賞状を もらって、ニッコニコで帰ってきたのでした。

確かに後から振り返ってみると、この夏休み期間、とくに 合宿後 に 「本気モード」 に変わったといえるのかなと思う部分があります。うちの子にとっては、未経験の試練も乗り越えられる、そして、多くの同じ志をもった仲間 (であると同時にライバル) がいる、と実感したことは、その後の 受検 への取り組みにおいて大きな経験だったとはいえると思います。 (実際は その後 秋に 一時 だれてしまった期間はありましたが。。。 それについては別途書きたいと思います) 

そして、もう一つ、夏合宿で得たものがあったように思います。それは、今現在 クラス・メート となっている、本人が 「こいつは凄い。○○についてはこいつには絶対かなわない」 と素直に尊敬できる 友人 ができたことです。夏合宿以降、入学予定者が集まった2月末までの間、一度も会うことはなかったのですが、塾内テストや模試の成績優秀者で常に彼の名前をチェックし、合格発表後に以前書いた同じ学校の自分より常に成績上位にいた友人の不合格を知ってショックを受けつつも、「それでも アイツ は絶対に合格している。」 と信じて疑っていませんでした。そうして入学後に幸運にも同じクラスになり、おそらく 最初の(というか既知の) 友人 としてその彼がいたことは、本人にとってとても心強かっただろうし、そのおかげで新しい学校生活にすぐになじむことができたのだろう、と思います。(何度か書いている通学の大変さを除いて…)

というわけで、何がいいたいのかわからなくなってしまいましたが、うちの子にとっては、受検生としての夏休みは (中学ジュケン経験のない親から見ると少しかわいそうに感じてしまってもいましたが) とても有意義なものであったのだと思います。実質的な学習の効果という意味ではそれ以前または以後と比べてどの程度効果的だったのかはまったく見当もつきませんけれど。

というわけで、余計なお世話だと思われるかもしれませんが、来年中学ジュケンをされる皆さんにとってもこれから迎える夏休みが有意義なものとなりますように、と祈念せずにはおれません。

どうか、皆さんが有意義な夏を過ごされますように [exclamation]



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