ゴールデン・ウィーク [受検生と中高一貫校生]
さて、ゴールデン・ウイークに入って2日が過ぎました。 といっても、学生たちにとって 昨日今日は "ただの(普通の)" 週末ですよね() それでも今年は 3連休が二つ だった昨年と違って5連休がありますね。 受検生は4泊5日の合宿なんてものがあったりして 大変そうですが、都立中高一貫校生はどんな 連休 になるのでしょう。。。 (たっぷりの "課題" が出ていたりはするんでしょうね (^_^)
そういえば 2015年 も後半は5連休だったわけですが、うちの子はその直前の金曜日(2015/5/1) には大きなため息をついていた のでした。(が、結局 連休終盤にはしっかり "息抜き" をしていました)
今年度 都立中に入学された生徒さんたちも、実際に3週間と少し通ってみて、これからの生活がすこ~しだけイメージできるようになってきたところなのではないかと思います。 連休が終わって少しすると最初の定期テストがありますね。一般に 「初めが肝心」 といわれたりはしますが、この時期に肝心なのは"新しい生活に慣れる" ことと、"できる範囲で(無理しないで)できるだけのことをする" ことかな、と思います。2年前のこの記事(2015-06-27) の(追記)に書いたことや、一年前のこの記事(2016-04-24) に書いたこと (とくに 「小学生時代とのあまりの違いに面食らった状態になる」 こと) は多くの "新入生" に起こりうること、というか、本当に普通のことだと思います。
ですから、この連休も アセって力を入れすぎることなく、適度な "息抜き" をするのがよいのではないかなぁ、と思います。(3年生になったうちの子は 気を抜きすぎないように 注意 しなければなりませんが…)
皆さんが 有意義 な GW を過ごされますように!
中学生ランキング
そういえば 2015年 も後半は5連休だったわけですが、うちの子はその直前の金曜日(2015/5/1) には大きなため息をついていた のでした。(が、結局 連休終盤にはしっかり "息抜き" をしていました)
今年度 都立中に入学された生徒さんたちも、実際に3週間と少し通ってみて、これからの生活がすこ~しだけイメージできるようになってきたところなのではないかと思います。 連休が終わって少しすると最初の定期テストがありますね。一般に 「初めが肝心」 といわれたりはしますが、この時期に肝心なのは"新しい生活に慣れる" ことと、"できる範囲で(無理しないで)できるだけのことをする" ことかな、と思います。2年前のこの記事(2015-06-27) の(追記)に書いたことや、一年前のこの記事(2016-04-24) に書いたこと (とくに 「小学生時代とのあまりの違いに面食らった状態になる」 こと) は多くの "新入生" に起こりうること、というか、本当に普通のことだと思います。
ですから、この連休も アセって力を入れすぎることなく、適度な "息抜き" をするのがよいのではないかなぁ、と思います。(3年生になったうちの子は 気を抜きすぎないように 注意 しなければなりませんが…)
皆さんが 有意義 な GW を過ごされますように!
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NHKラジオ 基礎英語 [中学校生活]
たぶん、どこの中学校でも少なくとも聴くことを 推奨" されているのだと思いますが、今年2月のこの記事で 「"試験範囲" に指定されているので(ほとんど聴講してないのに (^o^;;;)買わざるを得なかった」と書いたように、うちの子の学校では 必修 とされています。
で、本日のお話は起床時間について (^o^;;
いえね、この 基礎英語 の放送時間の設定がうまくできているなぁ、と。。。(← たぶんチガイマス)
新入生だった頃、基礎英語1が始まる 6:00 には起床して、テキストを見ながら聴いていました。
一年生も後半になると、基礎英語の時間はベッドの中。聴き終わって(?)から起きてくるようになりました。(6:15~20) この時点で 家を出る時間が10分ほど遅くなりました。
二年生になったばかりの頃。基礎英語2が始まる 6:15 までには起床して、朝食をとりながら聴くようになりました。
二年生後半になると、基礎英語が終わるころにようやくお目覚め。6:30過ぎてから起きてくるようになりました。 家を出る時間はさらに5分ほど遅くなりました。
三年生になった今。基礎英語3が始まる 6:30 には目覚めて前半のみ寝ながら聴いて、途中で起きてくるようになりました。 (もうこれ以上、家を出る時間は遅らせることができません (笑))
こんな様子なので、「ほとんど聴講してないのに」 と書きましたが、この点について本人の言い分は違いました。 「ちゃんと聴いているよ。全部じっくり聴く必要はないんだよ。英語の会話部分を音として聴くことに意味があるんであって、解説はテキスト見ればわかるし。」 とのことで。
たしかにね。ほとんど聴いていないと思っていましたが、テキストはそれなりに使って(パラパラと眺めて)学習していたのは知っています。そのために毎月きちんと買っていたのですが、それだけでなく(半分寝ながら) しっかり聴いていたんですね… (^_^;;
まぁいいや。 今の英語の成績は 基礎英語 のおかげの部分もあるんだな。 ということで納得です。
で、本題ですが、中学生になりたての頃、基礎英語の時間が学年が上がるにつれて15分ずつ遅くなっていくのは 困るんじゃないの? と思っていたりしたのですが、中学生の生活の方もそれに合わせて "効率化" されていくので実際には問題ないのだな、と思いました。
#いやいや、実際には再放送もあるし、うちの場合は録音もしているので、いつでも聞き直せるのですけれど。。。(^o^ゞ
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で、本日のお話は起床時間について (^o^;;
いえね、この 基礎英語 の放送時間の設定がうまくできているなぁ、と。。。(← たぶんチガイマス)
新入生だった頃、基礎英語1が始まる 6:00 には起床して、テキストを見ながら聴いていました。
一年生も後半になると、基礎英語の時間はベッドの中。聴き終わって(?)から起きてくるようになりました。(6:15~20) この時点で 家を出る時間が10分ほど遅くなりました。
二年生になったばかりの頃。基礎英語2が始まる 6:15 までには起床して、朝食をとりながら聴くようになりました。
二年生後半になると、基礎英語が終わるころにようやくお目覚め。6:30過ぎてから起きてくるようになりました。 家を出る時間はさらに5分ほど遅くなりました。
三年生になった今。基礎英語3が始まる 6:30 には目覚めて前半のみ寝ながら聴いて、途中で起きてくるようになりました。 (もうこれ以上、家を出る時間は遅らせることができません (笑))
こんな様子なので、「ほとんど聴講してないのに」 と書きましたが、この点について本人の言い分は違いました。 「ちゃんと聴いているよ。全部じっくり聴く必要はないんだよ。英語の会話部分を音として聴くことに意味があるんであって、解説はテキスト見ればわかるし。」 とのことで。
たしかにね。ほとんど聴いていないと思っていましたが、テキストはそれなりに使って(パラパラと眺めて)学習していたのは知っています。そのために毎月きちんと買っていたのですが、それだけでなく(半分寝ながら) しっかり聴いていたんですね… (^_^;;
まぁいいや。 今の英語の成績は 基礎英語 のおかげの部分もあるんだな。 ということで納得です。
で、本題ですが、中学生になりたての頃、基礎英語の時間が学年が上がるにつれて15分ずつ遅くなっていくのは 困るんじゃないの? と思っていたりしたのですが、中学生の生活の方もそれに合わせて "効率化" されていくので実際には問題ないのだな、と思いました。
#いやいや、実際には再放送もあるし、うちの場合は録音もしているので、いつでも聞き直せるのですけれど。。。(^o^ゞ
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テストがたくさん(5、半分番外) [中学校生活]
昨日は、「全国学力・学習状況調査」 のテスト(国・数)でしたね。 そうか、中3と小6は全国の調査があるから都の調査は 中2と小5なんですね。。。 というわけで、今年度も "テスト" はたくさんありそうですね
ところで出てきましたよ、GTEC for STUDENTS の結果。
昨年4月のこの記事(「テストがたくさん(2)」) でこんなことを書きました。
今回は、うちの子も 満点スコア達成! といっても、かなりの割合の生徒さんたちが 満点スコアを記録したそうで、校内平均スコアも前回は満点の 80% 強 だったのが 今回は約 95 % にまであがってました 恐るべし、都立中。。。 っていうか、近隣県の公立中高一貫校では中二で Core (Grade 4までしか測れない) ではなくて Basicタイプ (Grade 6 まで計測可能) を受けていたりするようで、テストのタイプ選択を間違っているような気がしないでもないですけれど。 でも、英検 であえて受検する級を下げて満点狙いにいったうちの子にはありがたかったかもしれません(笑) 前回の結果は、かなり悔しかったようなので (^o^)
しかし、Writing のテストは テーマに沿った "自由作文" なのですが、200語弱の作文を、that 節 とかを使って書いていました。う~ん。自分が中学生の頃、ここまでの英作文はしていなかったですね。同じことを "言い回し" を変えて何度も書いていたりして、適性検査の作文(日本語)では減点対象かもしれませんが (^o^;; 採点者からは "Your essay has some good points! I enjoyed reading about..." なんてコメントをもらっていたりして、中学校での "英語の習い方" もずいぶん変わっているんだなぁ、と思いました。
えー、ところでここからは "番外編" ですが、事情はよくわかりませんが 「ICT プロフィシエンシー検定試験(3級)」 なるものも受けていたようです。 "現代" においては、中学・高校の 「学習指導要領」 の中に 「情報に関する技術」(中学)、「社会と情報」&「情報の科学」(高校) なるものが組み込まれていて、この検定はそれらの "応用" にあたるのだとか。(cf. "ICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)" の web ページ) 友人に誘われて受けたようですが、学校で受検することができたのか。。。?(費用は個人負担です。) 授業の範囲で対応できたのか、個人的になんらかの対策をしたのか、全く把握できていませんが、総合 83%、タイピングを除くと 88% の得点率で 合格していました。 どうやら、この "資格" は 大学受験や 就職でも 効力があるみたいですよ もっとも、有効期間は3年間らしいので、高校卒業する前に期限切れちゃいますけれど
まぁ、そんなことはどうでもよく、やっぱり基本的に今のところは "テスト" を受けるのが "好き" なんだな。 いつまでそんな調子で行けるのかわかりませんが。。。
一方で、早くも新たに配布された "体系数学3" のテキストにビビっていたりして、これからも "最重要" 教科である 数学 には苦労しつつも、その他の "テスト" でバランスを保っていくのかなぁ、と思う中三の始めの今日この頃なのでした。
中高一貫教育ランキング
ところで出てきましたよ、GTEC for STUDENTS の結果。
昨年4月のこの記事(「テストがたくさん(2)」) でこんなことを書きました。
GTEC for Students の中学生対象の Core タイプでは Grade 4 [Intermediate level: 高校英語中級レベル] までしか測定できないということのようですが、なんとそのレベル (=満点: 440点) の生徒さんが学年全体の 十数パーセント もいるんだそうです。 え゛ え~と、うちの子が通う学校は 「帰国生枠」 がある某校ではありません (^o^) う~む、恐るべし都立中高一貫校生。
今回は、うちの子も 満点スコア達成! といっても、かなりの割合の生徒さんたちが 満点スコアを記録したそうで、校内平均スコアも前回は満点の 80% 強 だったのが 今回は約 95 % にまであがってました 恐るべし、都立中。。。 っていうか、近隣県の公立中高一貫校では中二で Core (Grade 4までしか測れない) ではなくて Basicタイプ (Grade 6 まで計測可能) を受けていたりするようで、テストのタイプ選択を間違っているような気がしないでもないですけれど。 でも、英検 であえて受検する級を下げて満点狙いにいったうちの子にはありがたかったかもしれません(笑) 前回の結果は、かなり悔しかったようなので (^o^)
しかし、Writing のテストは テーマに沿った "自由作文" なのですが、200語弱の作文を、that 節 とかを使って書いていました。う~ん。自分が中学生の頃、ここまでの英作文はしていなかったですね。同じことを "言い回し" を変えて何度も書いていたりして、適性検査の作文(日本語)では減点対象かもしれませんが (^o^;; 採点者からは "Your essay has some good points! I enjoyed reading about..." なんてコメントをもらっていたりして、中学校での "英語の習い方" もずいぶん変わっているんだなぁ、と思いました。
えー、ところでここからは "番外編" ですが、事情はよくわかりませんが 「ICT プロフィシエンシー検定試験(3級)」 なるものも受けていたようです。 "現代" においては、中学・高校の 「学習指導要領」 の中に 「情報に関する技術」(中学)、「社会と情報」&「情報の科学」(高校) なるものが組み込まれていて、この検定はそれらの "応用" にあたるのだとか。(cf. "ICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)" の web ページ) 友人に誘われて受けたようですが、学校で受検することができたのか。。。?(費用は個人負担です。) 授業の範囲で対応できたのか、個人的になんらかの対策をしたのか、全く把握できていませんが、総合 83%、タイピングを除くと 88% の得点率で 合格していました。 どうやら、この "資格" は 大学受験や 就職でも 効力があるみたいですよ もっとも、有効期間は3年間らしいので、高校卒業する前に期限切れちゃいますけれど
まぁ、そんなことはどうでもよく、やっぱり基本的に今のところは "テスト" を受けるのが "好き" なんだな。 いつまでそんな調子で行けるのかわかりませんが。。。
一方で、早くも新たに配布された "体系数学3" のテキストにビビっていたりして、これからも "最重要" 教科である 数学 には苦労しつつも、その他の "テスト" でバランスを保っていくのかなぁ、と思う中三の始めの今日この頃なのでした。
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新学期! (でも、塾のこと(番外編-3)) [塾のこと]
始まりましたね! といっても先週は 始業式 と 入学式 で本格的に授業が始まるのは今週からでしょうか。。。 恒例の課題テストの結果はどうなるかな~ !? 新入生も、(たぶん)いきなりの実力テストがありますね。(あ、もう終わりました?)
というのはともかく、今年度はいよいよ主要教科の学習内容が本格的に高校レベルの内容に入るということで、本人もなんとなく二年生に進級した昨年とは少し違う緊張感をもっているようです
ところで、もう一週間以上経ってしまいましたが、4/2 にまたまた某塾の特大折り込みチラシが発行されていまして、そこにはまた新たな 情報 が掲載されていました。今回は (しつこいようですが) それらについて思ったことを書いてみたいと思います。
まず、前回の記事では 「"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね"」と書きましたが、"国立難関4大学" の "合格率" について、最新のリストでは大泉高校が両国高校を抜いて武蔵高校と同率に並んでいました。(なぜ4大学なのか、なぜ高入生を無視して合格率を出すのか、等々の疑問はさておき) 都立中としては新しく、昨年初めて中入生が卒業した4校(大泉、富士、三鷹、南多摩)は総じて昨年度の合格実績は今一つ期待値に届いていなかったようですが、その中では南多摩と並んで昨年から大きく伸びました。(南多摩は国立医学部を合わせると大泉以上の実績を上げたようですね。) これを見て思ったことの一番目は、「単一年度の実績をあれこれいっても仕方がない」 ということですね。やはり 3年から5年の平均をみなければ各校の実力をどうこういうことはできないのだと思います。(その意味でも 小石川 が頭抜けている とはいってもよさそうです。都立難関高との比較は別として。)
次に、今回新しく「都立中合格確実者在籍率ランキング」 なるものが掲載されました。曰く「新小6(・新中3)生で学力判定テスト偏差値上位500位にランクインした生徒がどの程度在籍しているかの割合を示して」いるそうですが、いやいや、これを "合格確実者" なんていってはいけないでしょう。 この時期の実力なんて 最終的な合格との相関はそれほど高くないのではないかと思っています。ちなみに、別のランキングのところに「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 と書かれていました。(これも新情報) 本年度と来年度の数字を比較するのもナンですが、ほぼ同数が来年度受検するとして 500位 というのはほぼ 1/5 = 20 % に相当するわけですが、(塾学年の)6年生になってから12月までの平均 でいうのならともかく、新6年生になったばかりの時点でのランキングにはあまり意味がないと思います。 あぁ、これと来年度の(各校舎の)実績を比較して 「この校舎は 1年間で 在籍者の力をこんなに伸ばしたんだな~」 (またはその逆) という比較には使えるかもしれませんね (^o^ゞ という意味では大変貴重な情報だと思います
ところで、「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 について。一方で 「都立中全受検者合格率 (九段中等含む) 18.1%」 とも書かれており、これと都立中合格者数 (区立九段中等含む) 738名 とから "全受験者数" は 4077名(10時間以上の継続指導生を含む) であったことになります。 本科生とそれ以外の "合格率" が同等であったとして単純計算すると 本科生の都立中合格者数は 451名 ってことになりますね。え(それはあんまりだ。。。) 実際のところ、本科生と "継続指導生" の合格割合はそれぞれどうなんでしょうかね。。。? どちらが 高率 なんでしょうか それもぜひ公開していただきたいところですね (^ ^ 思い返せば この記事(「あらためて 塾のこと。」(2017-03-11)) にいただいたコメントへの返信で 「4,000人強の母数がすべて通塾生というわけではないと思いますが。」 と書きましたが、その時には"通塾生" (="本科生") の割合がここまで低いとは思っていませんでした。という意味でも 「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 という情報が開示されたことには大きな意味があるように思います。 個人的には、第一報 の合格者数総計(6百数十名) は本科生のもので、その後の増加分が それ以外("継続指導生") の分+本科生の繰り上がり であって、上で書いた "単純計算" は当てはまらないということなのではないか(というか、そうであって欲しい) と思いますが、さて真相はいかに。。。
こればっかりは、"個別面談" などできいてみるしかないんでしょうかね。ここまで来たら 正しく有用な情報をキッチリ公開してしまった方がよいと 個人的には思いますけれども… (^ ^;;
ともあれ、昨年までと比較して今年度はかなり "情報公開" が進んだと思います。 これからも、是非 有用な情報を公開していただけますことを (将来の 都立中受検候補者の保護者として) 願っています。 m(_ _)m
中学校受験ランキング
というのはともかく、今年度はいよいよ主要教科の学習内容が本格的に高校レベルの内容に入るということで、本人もなんとなく二年生に進級した昨年とは少し違う緊張感をもっているようです
ところで、もう一週間以上経ってしまいましたが、4/2 にまたまた某塾の特大折り込みチラシが発行されていまして、そこにはまた新たな 情報 が掲載されていました。今回は (しつこいようですが) それらについて思ったことを書いてみたいと思います。
まず、前回の記事では 「"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね"」と書きましたが、"国立難関4大学" の "合格率" について、最新のリストでは大泉高校が両国高校を抜いて武蔵高校と同率に並んでいました。(なぜ4大学なのか、なぜ高入生を無視して合格率を出すのか、等々の疑問はさておき) 都立中としては新しく、昨年初めて中入生が卒業した4校(大泉、富士、三鷹、南多摩)は総じて昨年度の合格実績は今一つ期待値に届いていなかったようですが、その中では南多摩と並んで昨年から大きく伸びました。(南多摩は国立医学部を合わせると大泉以上の実績を上げたようですね。) これを見て思ったことの一番目は、「単一年度の実績をあれこれいっても仕方がない」 ということですね。やはり 3年から5年の平均をみなければ各校の実力をどうこういうことはできないのだと思います。(その意味でも 小石川 が頭抜けている とはいってもよさそうです。都立難関高との比較は別として。)
次に、今回新しく「都立中合格確実者在籍率ランキング」 なるものが掲載されました。曰く「新小6(・新中3)生で学力判定テスト偏差値上位500位にランクインした生徒がどの程度在籍しているかの割合を示して」いるそうですが、いやいや、これを "合格確実者" なんていってはいけないでしょう。 この時期の実力なんて 最終的な合格との相関はそれほど高くないのではないかと思っています。ちなみに、別のランキングのところに「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 と書かれていました。(これも新情報) 本年度と来年度の数字を比較するのもナンですが、ほぼ同数が来年度受検するとして 500位 というのはほぼ 1/5 = 20 % に相当するわけですが、(塾学年の)6年生になってから12月までの平均 でいうのならともかく、新6年生になったばかりの時点でのランキングにはあまり意味がないと思います。 あぁ、これと来年度の(各校舎の)実績を比較して 「この校舎は 1年間で 在籍者の力をこんなに伸ばしたんだな~」 (またはその逆) という比較には使えるかもしれませんね (^o^ゞ という意味では大変貴重な情報だと思います
ところで、「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 について。一方で 「都立中全受検者合格率 (九段中等含む) 18.1%」 とも書かれており、これと都立中合格者数 (区立九段中等含む) 738名 とから "全受験者数" は 4077名(10時間以上の継続指導生を含む) であったことになります。 本科生とそれ以外の "合格率" が同等であったとして単純計算すると 本科生の都立中合格者数は 451名 ってことになりますね。え(それはあんまりだ。。。) 実際のところ、本科生と "継続指導生" の合格割合はそれぞれどうなんでしょうかね。。。? どちらが 高率 なんでしょうか それもぜひ公開していただきたいところですね (^ ^ 思い返せば この記事(「あらためて 塾のこと。」(2017-03-11)) にいただいたコメントへの返信で 「4,000人強の母数がすべて通塾生というわけではないと思いますが。」 と書きましたが、その時には"通塾生" (="本科生") の割合がここまで低いとは思っていませんでした。という意味でも 「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 という情報が開示されたことには大きな意味があるように思います。 個人的には、第一報 の合格者数総計(6百数十名) は本科生のもので、その後の増加分が それ以外("継続指導生") の分+本科生の繰り上がり であって、上で書いた "単純計算" は当てはまらないということなのではないか(というか、そうであって欲しい) と思いますが、さて真相はいかに。。。
こればっかりは、"個別面談" などできいてみるしかないんでしょうかね。ここまで来たら 正しく有用な情報をキッチリ公開してしまった方がよいと 個人的には思いますけれども… (^ ^;;
ともあれ、昨年までと比較して今年度はかなり "情報公開" が進んだと思います。 これからも、是非 有用な情報を公開していただけますことを (将来の 都立中受検候補者の保護者として) 願っています。 m(_ _)m
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