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大学入学共通テスト - 国数 記述式問題も延期? [雑感]

え~っと、前回の記事。ちょっと頭に血が上っていたので正確性に欠ける部分がありました。とくに「いわゆる難関大学 に限ってみると "採用しない" か、"出願資格として用いる" などとなっていて、」という部分。理系にとっての難関大学である東工大は 2019/10/11付けの "2021年度東京工業大学入学者選抜について(予告)(第2報)" によれば『英語* 科目については,筆記試験を課すとともに,「認定試験」の結果を活用します。配点(150点)の内訳は,筆記試験120点,「認定試験」30点とします。』となっていて、認定試験30点部分は CEFR C1 以上で満点、A2 だと5点で それだと英語満点の 1/6 (=25/150) のハンデを背負っちゃうところだったと… (でもまぁ 英検準1級の中で上位の得点なら CEFR B2 でハンデは 1/30 (英語150点中5点マイナス、トータルでは 5/750=1/150) になるし東工大を受ける子にとっては大したことではないかもしれませんね、"公式記録" を取得するという手間を除くと。)[最終的には 2019/11/20に「筆記試験150点とし,民間試験の結果は活用しない。」&「民間試験の成績を出願資格とはしない。」と発表されています。]

と、前置きが長くなりましたが、本題は 国語・数学の記述式問題について。
"入試改革" のもう一つの柱である 国語・数学 への記述式の導入。やっぱり、これもなくなりそうな雲行きですよね。(萩生田大臣は「延期を検討している」というのは否定してましたけど)個人的にはもう2021年度入試での導入は「ない」と思っておりまして、注目点は「延期」なのか「廃止(0ベースでの再検討)」なのか、ですね。1年だけ延期なんてされたら浪人してしまった場合には無関係じゃいられませんからね…[ふらふら] なんにせよ「年内に方針を出す」そうなので注目していきたいと思います。

ところでね、うちの子が少し前にボソッと言ってたんですけど「〇△◇(うちの子が通っている塾・予備校)の冬期講習の『共通テスト記述対策講座』(正式名称ではありません)が "募集中止" になってた」んだそうです。ハハハ、、、某政治家との癒着が疑われている某社と〇△◇は関係があるのかないのかよく知りませんし[わーい(嬉しい顔)] 事前に「延期 or 廃止」の情報が入っているわけではないと思いますけれども、まぁ今の状況で「共通テスト "記述" 対策」なんて銘打って講座はやれませんよね [爆弾] いったいその "記述問題" がどんなものになるのか全く分からなくなってしまったのですから。

とにかく、前回に引き続き巻き込まれてしまった受験生保護者としては「ふざけるな!」という気持ちです。前回も書きましたが、この「ふざけるな!」は、問題を指摘されて、かつおそらく "当事者" たちもその問題を理解していながら本来の趣旨にかなった "正しい" 判断をせずに "実施" を前提にこれまでの時間を過ごして来た 人々 に対する気持ちです。「"当事者"(である人々) が誰々なのか」を具体的に示すことも難しいと思うと同時に、「本来の趣旨」なんてものは "当事者" たちにとってはどうでもよかったのかもしれないな、などと思うと本当に怒りがこみ上げてきますね、もう一方の "当事者"(2021年度大学受験生)の保護者としては。。。(唯一の救いは『もう一方の "当事者"』たちが声を上げていることです[exclamation×2]

ともあれ、教育改革としてはほぼ意味のない、しかし当該受験生には害悪となり得る受験制度が実施されることが、ギリギリのところで "中止" されることになって本当によかった、と思っております。

#記述式が導入された場合のうちの高2生に対する影響に関する考察は別途(その気になったら)書いてみたいと思っています。ただ、まぁ国数の記述式については「意味がなさそう」と思いつつそれほど心配していたわけではなかったり。。。



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