新学期! (でも、塾のこと(番外編-3)) [塾のこと]
始まりましたね! といっても先週は 始業式 と 入学式 で本格的に授業が始まるのは今週からでしょうか。。。 恒例の課題テストの結果はどうなるかな~ !? 新入生も、(たぶん)いきなりの実力テストがありますね。(あ、もう終わりました?)
というのはともかく、今年度はいよいよ主要教科の学習内容が本格的に高校レベルの内容に入るということで、本人もなんとなく二年生に進級した昨年とは少し違う緊張感をもっているようです
ところで、もう一週間以上経ってしまいましたが、4/2 にまたまた某塾の特大折り込みチラシが発行されていまして、そこにはまた新たな 情報 が掲載されていました。今回は (しつこいようですが) それらについて思ったことを書いてみたいと思います。
まず、前回の記事では 「"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね"」と書きましたが、"国立難関4大学" の "合格率" について、最新のリストでは大泉高校が両国高校を抜いて武蔵高校と同率に並んでいました。(なぜ4大学なのか、なぜ高入生を無視して合格率を出すのか、等々の疑問はさておき) 都立中としては新しく、昨年初めて中入生が卒業した4校(大泉、富士、三鷹、南多摩)は総じて昨年度の合格実績は今一つ期待値に届いていなかったようですが、その中では南多摩と並んで昨年から大きく伸びました。(南多摩は国立医学部を合わせると大泉以上の実績を上げたようですね。) これを見て思ったことの一番目は、「単一年度の実績をあれこれいっても仕方がない」 ということですね。やはり 3年から5年の平均をみなければ各校の実力をどうこういうことはできないのだと思います。(その意味でも 小石川 が頭抜けている とはいってもよさそうです。都立難関高との比較は別として。)
次に、今回新しく「都立中合格確実者在籍率ランキング」 なるものが掲載されました。曰く「新小6(・新中3)生で学力判定テスト偏差値上位500位にランクインした生徒がどの程度在籍しているかの割合を示して」いるそうですが、いやいや、これを "合格確実者" なんていってはいけないでしょう。 この時期の実力なんて 最終的な合格との相関はそれほど高くないのではないかと思っています。ちなみに、別のランキングのところに「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 と書かれていました。(これも新情報) 本年度と来年度の数字を比較するのもナンですが、ほぼ同数が来年度受検するとして 500位 というのはほぼ 1/5 = 20 % に相当するわけですが、(塾学年の)6年生になってから12月までの平均 でいうのならともかく、新6年生になったばかりの時点でのランキングにはあまり意味がないと思います。 あぁ、これと来年度の(各校舎の)実績を比較して 「この校舎は 1年間で 在籍者の力をこんなに伸ばしたんだな~」 (またはその逆) という比較には使えるかもしれませんね (^o^ゞ という意味では大変貴重な情報だと思います
ところで、「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 について。一方で 「都立中全受検者合格率 (九段中等含む) 18.1%」 とも書かれており、これと都立中合格者数 (区立九段中等含む) 738名 とから "全受験者数" は 4077名(10時間以上の継続指導生を含む) であったことになります。 本科生とそれ以外の "合格率" が同等であったとして単純計算すると 本科生の都立中合格者数は 451名 ってことになりますね。え(それはあんまりだ。。。) 実際のところ、本科生と "継続指導生" の合格割合はそれぞれどうなんでしょうかね。。。? どちらが 高率 なんでしょうか それもぜひ公開していただきたいところですね (^ ^ 思い返せば この記事(「あらためて 塾のこと。」(2017-03-11)) にいただいたコメントへの返信で 「4,000人強の母数がすべて通塾生というわけではないと思いますが。」 と書きましたが、その時には"通塾生" (="本科生") の割合がここまで低いとは思っていませんでした。という意味でも 「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 という情報が開示されたことには大きな意味があるように思います。 個人的には、第一報 の合格者数総計(6百数十名) は本科生のもので、その後の増加分が それ以外("継続指導生") の分+本科生の繰り上がり であって、上で書いた "単純計算" は当てはまらないということなのではないか(というか、そうであって欲しい) と思いますが、さて真相はいかに。。。
こればっかりは、"個別面談" などできいてみるしかないんでしょうかね。ここまで来たら 正しく有用な情報をキッチリ公開してしまった方がよいと 個人的には思いますけれども… (^ ^;;
ともあれ、昨年までと比較して今年度はかなり "情報公開" が進んだと思います。 これからも、是非 有用な情報を公開していただけますことを (将来の 都立中受検候補者の保護者として) 願っています。 m(_ _)m
中学校受験ランキング
というのはともかく、今年度はいよいよ主要教科の学習内容が本格的に高校レベルの内容に入るということで、本人もなんとなく二年生に進級した昨年とは少し違う緊張感をもっているようです
ところで、もう一週間以上経ってしまいましたが、4/2 にまたまた某塾の特大折り込みチラシが発行されていまして、そこにはまた新たな 情報 が掲載されていました。今回は (しつこいようですが) それらについて思ったことを書いてみたいと思います。
まず、前回の記事では 「"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね"」と書きましたが、"国立難関4大学" の "合格率" について、最新のリストでは大泉高校が両国高校を抜いて武蔵高校と同率に並んでいました。(なぜ4大学なのか、なぜ高入生を無視して合格率を出すのか、等々の疑問はさておき) 都立中としては新しく、昨年初めて中入生が卒業した4校(大泉、富士、三鷹、南多摩)は総じて昨年度の合格実績は今一つ期待値に届いていなかったようですが、その中では南多摩と並んで昨年から大きく伸びました。(南多摩は国立医学部を合わせると大泉以上の実績を上げたようですね。) これを見て思ったことの一番目は、「単一年度の実績をあれこれいっても仕方がない」 ということですね。やはり 3年から5年の平均をみなければ各校の実力をどうこういうことはできないのだと思います。(その意味でも 小石川 が頭抜けている とはいってもよさそうです。都立難関高との比較は別として。)
次に、今回新しく「都立中合格確実者在籍率ランキング」 なるものが掲載されました。曰く「新小6(・新中3)生で学力判定テスト偏差値上位500位にランクインした生徒がどの程度在籍しているかの割合を示して」いるそうですが、いやいや、これを "合格確実者" なんていってはいけないでしょう。 この時期の実力なんて 最終的な合格との相関はそれほど高くないのではないかと思っています。ちなみに、別のランキングのところに「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 と書かれていました。(これも新情報) 本年度と来年度の数字を比較するのもナンですが、ほぼ同数が来年度受検するとして 500位 というのはほぼ 1/5 = 20 % に相当するわけですが、(塾学年の)6年生になってから12月までの平均 でいうのならともかく、新6年生になったばかりの時点でのランキングにはあまり意味がないと思います。 あぁ、これと来年度の(各校舎の)実績を比較して 「この校舎は 1年間で 在籍者の力をこんなに伸ばしたんだな~」 (またはその逆) という比較には使えるかもしれませんね (^o^ゞ という意味では大変貴重な情報だと思います
ところで、「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 について。一方で 「都立中全受検者合格率 (九段中等含む) 18.1%」 とも書かれており、これと都立中合格者数 (区立九段中等含む) 738名 とから "全受験者数" は 4077名(10時間以上の継続指導生を含む) であったことになります。 本科生とそれ以外の "合格率" が同等であったとして単純計算すると 本科生の都立中合格者数は 451名 ってことになりますね。え(それはあんまりだ。。。) 実際のところ、本科生と "継続指導生" の合格割合はそれぞれどうなんでしょうかね。。。? どちらが 高率 なんでしょうか それもぜひ公開していただきたいところですね (^ ^ 思い返せば この記事(「あらためて 塾のこと。」(2017-03-11)) にいただいたコメントへの返信で 「4,000人強の母数がすべて通塾生というわけではないと思いますが。」 と書きましたが、その時には"通塾生" (="本科生") の割合がここまで低いとは思っていませんでした。という意味でも 「本科生本年度都立中受検者数2,495名」 という情報が開示されたことには大きな意味があるように思います。 個人的には、第一報 の合格者数総計(6百数十名) は本科生のもので、その後の増加分が それ以外("継続指導生") の分+本科生の繰り上がり であって、上で書いた "単純計算" は当てはまらないということなのではないか(というか、そうであって欲しい) と思いますが、さて真相はいかに。。。
こればっかりは、"個別面談" などできいてみるしかないんでしょうかね。ここまで来たら 正しく有用な情報をキッチリ公開してしまった方がよいと 個人的には思いますけれども… (^ ^;;
ともあれ、昨年までと比較して今年度はかなり "情報公開" が進んだと思います。 これからも、是非 有用な情報を公開していただけますことを (将来の 都立中受検候補者の保護者として) 願っています。 m(_ _)m
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都立○○合格実績速報 [塾のこと]
またまた 某塾 の折り込み広告ネタ になってしまいますが。。。 (^_^ゞ
先週のチラシに 都立中高一貫校(+九段)と "進学指導重点校" に指定されている都立高校の 難関4大学(東大、京大、東工大、一橋大)の合格者数速報が載っていました。
"何をアピールしたいのかわからない" とか、"現役・浪人合わせた合格者数を今年度卒業生数で割った合格率って" とか、"併設型一貫校の高入生をいないことにするってどうなのよ" とか、いろいろと突っ込みどころはありますが、都立中高一貫校生の保護者としては 興味深いリスト ではあります (^o^;; "おぉ、小石川が日比谷を上回っている!" とか、"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね" とか…。ぜひこのリストを継続していただいて、3年分くらいの平均を並べてみたいところです。(あ~、今年までの3年分なら過去を遡って自分でつくることはできそうですけど... > 某ブログ主さんm(_ _)m )
ま、このリストをどう見るか は人それぞれだと思いますが、なんだかこれを見て一気に我が子の大学受験 というものが身近に迫って来ていることを感じてしまいました。 ってなわけで、「人気ブログランキング」 の 「大学受験」 カテゴリに登録してみました(笑)
実際のところ、都立中受検を目指すことにしたいくつかの理由の中で 『 「この子は地元の公立中学校に行ったら "内申" でまともな点数はもらえそうもない」 ということです。そして、その結果 「学力レベルに応じた都立高校の受検なんて望むべくもない」』 (2015-06-10の記事にリンク) というものがありました。これは "進学指導重点校" どころか その次のレベルである "進学指導特別推進校" すら受検(都立高の場合 学力"検査" なので "受検" としておきます)できないと思っていたということなんですよね。しかも、その判断をしたころにはあった "内申点関係なく 学力検査の得点のみによる合格枠" も今は無くなっていたりして。さらには "進学指導重点校" はここ数年 "グループ作成校" という別名でも呼ばれていたのですが来年度からは "グループ" は解散して "独自作成" に戻るとか。。。都立高校 "受検" 事情も安定しない状況であり、つくづく 都立中 に入学できてよかったよなぁ、と思うのでした
とかいうこととは別のところでも。
今学期の 保護者会 で先生方から 「大学受験」 に向けたお話をたくさんいただいておりまして。 ますます 「このままじゃいかんだろ」 との思いを新たにしている今日この頃なのでありました。
大学受験ランキング
先週のチラシに 都立中高一貫校(+九段)と "進学指導重点校" に指定されている都立高校の 難関4大学(東大、京大、東工大、一橋大)の合格者数速報が載っていました。
"何をアピールしたいのかわからない" とか、"現役・浪人合わせた合格者数を今年度卒業生数で割った合格率って" とか、"併設型一貫校の高入生をいないことにするってどうなのよ" とか、いろいろと突っ込みどころはありますが、都立中高一貫校生の保護者としては 興味深いリスト ではあります (^o^;; "おぉ、小石川が日比谷を上回っている!" とか、"今年は御三家が順当に合格者を出したんですね" とか…。ぜひこのリストを継続していただいて、3年分くらいの平均を並べてみたいところです。(あ~、今年までの3年分なら過去を遡って自分でつくることはできそうですけど... > 某ブログ主さんm(_ _)m )
ま、このリストをどう見るか は人それぞれだと思いますが、なんだかこれを見て一気に我が子の大学受験 というものが身近に迫って来ていることを感じてしまいました。 ってなわけで、「人気ブログランキング」 の 「大学受験」 カテゴリに登録してみました(笑)
実際のところ、都立中受検を目指すことにしたいくつかの理由の中で 『 「この子は地元の公立中学校に行ったら "内申" でまともな点数はもらえそうもない」 ということです。そして、その結果 「学力レベルに応じた都立高校の受検なんて望むべくもない」』 (2015-06-10の記事にリンク) というものがありました。これは "進学指導重点校" どころか その次のレベルである "進学指導特別推進校" すら受検(都立高の場合 学力"検査" なので "受検" としておきます)できないと思っていたということなんですよね。しかも、その判断をしたころにはあった "内申点関係なく 学力検査の得点のみによる合格枠" も今は無くなっていたりして。さらには "進学指導重点校" はここ数年 "グループ作成校" という別名でも呼ばれていたのですが来年度からは "グループ" は解散して "独自作成" に戻るとか。。。都立高校 "受検" 事情も安定しない状況であり、つくづく 都立中 に入学できてよかったよなぁ、と思うのでした
とかいうこととは別のところでも。
今学期の 保護者会 で先生方から 「大学受験」 に向けたお話をたくさんいただいておりまして。 ますます 「このままじゃいかんだろ」 との思いを新たにしている今日この頃なのでありました。
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あらためて 塾のこと。(番外編-2) [塾のこと]
うちの都立中生がお世話になった塾について、今年度は異変!? と思われることがありました。 (当ブログ運用ポリシー (おおげさ) により具体名は書きませんが都立中合格者シェアNo.1 (たぶん) のあの塾です (^_^; と~ってもお世話になったし二人目もお世話になる(なっている?) かもしれませんので悪くいうつもりはまったくありません。以下は、あくまでも ニュートラル な立場で思うこと ということでご了承ください。)
本年 2/9 の都立中合格発表後、"校舎ブログ" でその校舎の、あるいは複数クラスがある校舎の場合にはクラスごとの、 合格率 または 合格者数 などが公開されました。 記憶の限りにおいては今までにはなかったことです。(単に見逃していた可能性はありますが…) これは "情報公開" という意味において画期的な変化であると思っていました (^o^)/
そして。
今週の新聞折り込みチラシには、校舎別合格者数ランキング とともに "合格率ランキング" が掲載され、さらには "全体の合格率" まで記載されていました。
まず注目すべきは、合格者数上位の校舎は合格率ランキング上位にはほとんど登場しない、ということですかね。[訂正:両方に載っている校舎が複数ありました。しかも、合格者・合格率ともに上位の校舎も複数ありましたので赤字下線を追記しましたm(_ _)m (一部計算が合わない校舎もあるようですが (^_^;;; あと、ひとクラスの人数も校舎によってずいぶん違うんですねぇ…)] 合格者数上位は比較的規模の大きい校舎で、そこには様々なレベルの "受検生" が所属している、ということですね。 小規模校舎の合格率は、もちろんその校舎の教師陣の力量にもよると思いますが、たぶんそれよりも "どんな生徒が所属するか" に大きく依存するのではないかと思います。"その塾" のチラシ には合格率ランキングに載っている校舎の大半が1クラスしかない小規模校舎であることを根拠に 「どの校舎からも、誰でも合格が可能であることがわかります。<中略> この表(校舎別合格率ランキング)で高い教師力、教材力が客観的に証明されています。」 と書かれていました。はい、"どの校舎からも" という部分は嘘ではないと思います。 しかし、"誰でも" という点については疑問に思います。さらに、教師力については "結果が出ていない校舎については未知数" であり、全ての校舎での "高い教師力" は証明されていないと思います。
我が家の場合、この記事(2015-11-06) に書いた通り最寄りの校舎(今年度 "は" 合格率上位です) は小規模で、通える範囲に本年度合格者数ランキング上位の校舎もある、という状況です。現都立中生の場合は、本人の特性を鑑みて "地域の拠点校舎" である合格者数ランキング上位の校舎を選びました。そういった校舎の場合、合格者のほどんどは "最上位" クラスからということになると思います。しかし、2番目、3番目のクラスからも合格者が "出ることがある" のもまた事実です。というわけで、"校舎選びは受検生の特性に合わせて慎重に" という以上のことはいえません。
結局のところ、"チラシ" や 塾の Web サイトに書かれていることを鵜呑みにせずに、よ~く考える必要がある、ということですね。
ところで全体の合格率は 18.1 % とのことですが、これは都立中10校全体の平均出願倍率の逆数よりもほんの少し大きいだけです。が、これは "この塾に属する" 受検生の "出願者" 全体に対するシェアがほぼ 50% に達しようという状況では統計理論的に当然のことだと思います。 これをもって 「なんだ、○○ダメなんじゃん。」 ということはできません。某塾が この値を堂々と公開したということは、これからは「受検生シェア」ではなく、今まで以上の合格者シェアを獲りに行くぞ! という意志表示なのかな、と思いました。 頼もしいですね。 将来の(?) ユーザーとして (^o^)
中学校受験ランキング
本年 2/9 の都立中合格発表後、"校舎ブログ" でその校舎の、あるいは複数クラスがある校舎の場合にはクラスごとの、 合格率 または 合格者数 などが公開されました。 記憶の限りにおいては今までにはなかったことです。(単に見逃していた可能性はありますが…) これは "情報公開" という意味において画期的な変化であると思っていました (^o^)/
そして。
今週の新聞折り込みチラシには、校舎別合格者数ランキング とともに "合格率ランキング" が掲載され、さらには "全体の合格率" まで記載されていました。
まず注目すべきは、合格者数上位の校舎は合格率ランキング上位にはほとんど登場しない、ということですかね。[訂正:両方に載っている校舎が複数ありました。しかも、合格者・合格率ともに上位の校舎も複数ありましたので赤字下線を追記しましたm(_ _)m (一部計算が合わない校舎もあるようですが (^_^;;; あと、ひとクラスの人数も校舎によってずいぶん違うんですねぇ…)] 合格者数上位は比較的規模の大きい校舎で、そこには様々なレベルの "受検生" が所属している、ということですね。 小規模校舎の合格率は、もちろんその校舎の教師陣の力量にもよると思いますが、たぶんそれよりも "どんな生徒が所属するか" に大きく依存するのではないかと思います。"その塾" のチラシ には合格率ランキングに載っている校舎の大半が1クラスしかない小規模校舎であることを根拠に 「どの校舎からも、誰でも合格が可能であることがわかります。<中略> この表(校舎別合格率ランキング)で高い教師力、教材力が客観的に証明されています。」 と書かれていました。はい、"どの校舎からも" という部分は嘘ではないと思います。 しかし、"誰でも" という点については疑問に思います。さらに、教師力については "結果が出ていない校舎については未知数" であり、全ての校舎での "高い教師力" は証明されていないと思います。
我が家の場合、この記事(2015-11-06) に書いた通り最寄りの校舎(今年度 "は" 合格率上位です) は小規模で、通える範囲に本年度合格者数ランキング上位の校舎もある、という状況です。現都立中生の場合は、本人の特性を鑑みて "地域の拠点校舎" である合格者数ランキング上位の校舎を選びました。そういった校舎の場合、合格者のほどんどは "最上位" クラスからということになると思います。しかし、2番目、3番目のクラスからも合格者が "出ることがある" のもまた事実です。というわけで、"校舎選びは受検生の特性に合わせて慎重に" という以上のことはいえません。
結局のところ、"チラシ" や 塾の Web サイトに書かれていることを鵜呑みにせずに、よ~く考える必要がある、ということですね。
ところで全体の合格率は 18.1 % とのことですが、これは都立中10校全体の平均出願倍率の逆数よりもほんの少し大きいだけです。が、これは "この塾に属する" 受検生の "出願者" 全体に対するシェアがほぼ 50% に達しようという状況では統計理論的に当然のことだと思います。 これをもって 「なんだ、○○ダメなんじゃん。」 ということはできません。某塾が この値を堂々と公開したということは、これからは「受検生シェア」ではなく、今まで以上の合格者シェアを獲りに行くぞ! という意志表示なのかな、と思いました。 頼もしいですね。 将来の(?) ユーザーとして (^o^)
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塾のこと (番外編) [塾のこと]
一昨日、本年度の都立中高一貫校の合格発表がありました。
合格された皆さん、おめでとうございます!
不合格だった皆さん、今回の結果は残念なこととは思いますが、どうか必要以上に気を落とされませんように。。。 m(_ _)m
さて、前回の記事にうちの子は合否がわかる前から 塾の中一コースに通い始めた、と書きました。中一生は破格の受講料だからできたことですが (^^; 結局そのまま3月末春休み前 まで通い続けたのでした。
もちろん、中学入学後に学ぶ内容 (とくに英数) を先取りするという意味もありましたが、実際のところは 一番仲の良かった小学校の同級生と一緒に通う、というのが最大の目的だったと思います。 実は、お世話になっていた先生方からは 「3月までは通うことを許可するが、4月以降は塾はやめて学校の勉強に専念するように。」 と忠告されていたのでした (^_^
前にも書いた通り、合格の報告に行ったときに 「(キミの場合はとくに) 入学してからが大変だから頑張れ!」 といわれていたんですよね。まず学校で求められることをこなすだけで精一杯でとても 塾に通う余裕なんかないぞ! という意味で。 実際、その通りでしたね。通学や部活に費やす時間が多いという理由もありますが、仮にそれがなかったとしても、学校で求められている (you had better to do な) 家庭での学習量をこなせていませんから…
と、まぁそんなことはともかく、とても気になっていたことがありまして。
うちの子が通っていた塾の校舎、昨年の 合格実績 がおそらく "想定外" だったのです。 うちの子が合格したのはいわゆる "フロック" (予想外) というヤツですけども、そうではなくていつも合格者数で上位に入っていた学校の合格者が "想定外" に少なかったのでした。 そして 本日 掲出された 本年度の合格実績によれば、今回は 2014年以前の数字を超える結果でした いや~、よかった って、え!? あなた関係ないでしょ? と思われるかもしれませんけれども、うちには下の子もいて近い将来同じ校舎に通うことも十分にあり得ますのでね。。。 (^ ^;;
それはともかく、その某塾は (他の塾でもそうかもしれませんが) 卒業生やその保護者を含めてなんというかあたたかい交流があるようでありまして、とりあえず うちの子にも 「また塾に寄って 先生に "やりましたネ!” っていってこい!」 と伝えておきました。って、そんなことしたら 「それよりお前のほうこそどうなんだ? ちゃんとやっていけてるのか?」 と質問攻めにあうことは目に見えてますが、実は親としてはそれが目的だったりして。。。 (笑)
なんにしても、受検が終わって一年たってもやっぱり気になってしまう都立中受検事情なのでありました…
育児・中学生 ブログランキングへ
合格された皆さん、おめでとうございます!
不合格だった皆さん、今回の結果は残念なこととは思いますが、どうか必要以上に気を落とされませんように。。。 m(_ _)m
さて、前回の記事にうちの子は合否がわかる前から 塾の中一コースに通い始めた、と書きました。中一生は破格の受講料だからできたことですが (^^; 結局そのまま
もちろん、中学入学後に学ぶ内容 (とくに英数) を先取りするという意味もありましたが、実際のところは 一番仲の良かった小学校の同級生と一緒に通う、というのが最大の目的だったと思います。 実は、お世話になっていた先生方からは 「3月までは通うことを許可するが、4月以降は塾はやめて学校の勉強に専念するように。」 と忠告されていたのでした (^_^
前にも書いた通り、合格の報告に行ったときに 「(キミの場合はとくに) 入学してからが大変だから頑張れ!」 といわれていたんですよね。まず学校で求められることをこなすだけで精一杯でとても 塾に通う余裕なんかないぞ! という意味で。 実際、その通りでしたね。通学や部活に費やす時間が多いという理由もありますが、仮にそれがなかったとしても、学校で求められている (you had better to do な) 家庭での学習量をこなせていませんから…
と、まぁそんなことはともかく、とても気になっていたことがありまして。
うちの子が通っていた塾の校舎、昨年の 合格実績 がおそらく "想定外" だったのです。 うちの子が合格したのはいわゆる "フロック" (予想外) というヤツですけども、そうではなくていつも合格者数で上位に入っていた学校の合格者が "想定外" に少なかったのでした。 そして 本日 掲出された 本年度の合格実績によれば、今回は 2014年以前の数字を超える結果でした いや~、よかった って、え!? あなた関係ないでしょ? と思われるかもしれませんけれども、うちには下の子もいて近い将来同じ校舎に通うことも十分にあり得ますのでね。。。 (^ ^;;
それはともかく、その某塾は (他の塾でもそうかもしれませんが) 卒業生やその保護者を含めてなんというかあたたかい交流があるようでありまして、とりあえず うちの子にも 「また塾に寄って 先生に "やりましたネ!” っていってこい!」 と伝えておきました。って、そんなことしたら 「それよりお前のほうこそどうなんだ? ちゃんとやっていけてるのか?」 と質問攻めにあうことは目に見えてますが、実は親としてはそれが目的だったりして。。。 (笑)
なんにしても、受検が終わって一年たってもやっぱり気になってしまう都立中受検事情なのでありました…
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塾のこと (5) [塾のこと]
前回の続きというか、塾を信頼することができたもう一つの理由(学習面に関すること)を書きます。
うちの子が通っていた塾の校舎は、その塾の中ではわりと大きい方で 「都立中受検コース」 は あと数人増えたら 3 クラスになる という状況でした。自宅からの距離ではもっと近い校舎もありましたが、そちらは小規模で1クラス(20人弱)しかなく、自分の "実力レベル" の認識が甘いうちの子は より広範囲から集まってくる大勢の中で揉まれた方がよいだろう、と考えてその校舎を選択したのでした。 (結果的に都立中合格者比率でいうとその小規模校舎の方が高かったのでした。「志望動機 (3)」 で書いた A校 ばかりではありましたが…)
で、その校舎に5年生の5月から受検本番前まで1年と9カ月通ったわけですが、その間、通常の(?)定期的な面談以外にも塾の先生方と話をする機会を割と多く設けてもらいました。(前の記事に書いた通り面倒な客だったかもしれません... (^_^;;)
で、それらの機会に聞くうちの子に関する先生方の評価は 「実によくみてくれているな。」 と思わせるものでした。 具体的には以下のようなことです。
1. については、まぁプロなんだからあたりまえかもしれません。でも個々の生徒についてそれを把握するのは簡単ではないと思います。少なくとも、うちの子の小学校6年時の担任の先生にはできていませんでしたから。。。(^.^;;
2. についても、まぁ当たり前なのかもしれませんけど 「お手数おかけしました。」 と思うばかりです (裏返すと 宿題提出しない=先生は見る必要がないので手間を減らしていたのかも )
3. については "うまく言いくるめられた" という見方もできなくはないですけれど、こちらとしても 「ご指摘ごもっとも。。。」 と思ったのは事実です。そしてこの時 (ちょうど今頃だった気がします) の 「"記述のポイント" のすり合わせ」 があったからこそ、最後1か月半の追い込みができた、と思っています。
#これまでこの 「最後の追い込み」 について何度か触れていますが 「具体的に何をしたか」 はまだ書いていません。近いうちに書いてみたいと思います m(_ _)m
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うちの子が通っていた塾の校舎は、その塾の中ではわりと大きい方で 「都立中受検コース」 は あと数人増えたら 3 クラスになる という状況でした。自宅からの距離ではもっと近い校舎もありましたが、そちらは小規模で1クラス(20人弱)しかなく、自分の "実力レベル" の認識が甘いうちの子は より広範囲から集まってくる大勢の中で揉まれた方がよいだろう、と考えてその校舎を選択したのでした。 (結果的に都立中合格者比率でいうとその小規模校舎の方が高かったのでした。「志望動機 (3)」 で書いた A校 ばかりではありましたが…)
で、その校舎に5年生の5月から受検本番前まで1年と9カ月通ったわけですが、その間、通常の(?)定期的な面談以外にも塾の先生方と話をする機会を割と多く設けてもらいました。(前の記事に書いた通り面倒な客だったかもしれません... (^_^;;)
で、それらの機会に聞くうちの子に関する先生方の評価は 「実によくみてくれているな。」 と思わせるものでした。 具体的には以下のようなことです。
- 各種テストの成績 (主として悪かった時…) についての 「なぜそうなったか」 の説明が納得できるものであり、かつ示された(うちの子にあった)対策も当を得たものであった。
- これまでにも書いていますが、うちの子は塾の 「宿題」 への取り組みがいい加減でした。それについて、「そういう子は一定数います。塾としても必ずしも全員が同じように宿題をやる必要があるとは考えていないので大目に見ています。が、"これだけは!" という内容があれば個別に声をかけて指導をするのでご家庭で無理に宿題をやらせるようなことはしないでください。そうすることにはハッキリいって効果はありません。」 と言われました。実際、たまに "今日に限ってやけに宿題頑張ってるじゃん?" と思ったときには 「◆▽先生に必ずやってこいといわれたから。」 なんていってましたね
- ある回の "塾内模試" の記述問題で、「自分からすると解答のポイントを押さえているのにこの点数はおかしい」 という指摘に対して、「たしかに(好意的に読めば) ポイントは押さえているとも考えられるが、それを本番で求められるレベルで記述てきてはいない。これまでと違って今回は "辛目" の採点をした。そのことは事前に生徒たちにも伝えてある。これからも本番に向けてその点は重点的に指導していく。」 と返された (^o^) (当時うちの子に聞いたら 「あぁ、そんなこといってたかも~」 って。。。)
1. については、まぁプロなんだからあたりまえかもしれません。でも個々の生徒についてそれを把握するのは簡単ではないと思います。少なくとも、うちの子の小学校6年時の担任の先生にはできていませんでしたから。。。(^.^;;
2. についても、まぁ当たり前なのかもしれませんけど 「お手数おかけしました。」 と思うばかりです (裏返すと 宿題提出しない=先生は見る必要がないので手間を減らしていたのかも )
3. については "うまく言いくるめられた" という見方もできなくはないですけれど、こちらとしても 「ご指摘ごもっとも。。。」 と思ったのは事実です。そしてこの時 (ちょうど今頃だった気がします) の 「"記述のポイント" のすり合わせ」 があったからこそ、最後1か月半の追い込みができた、と思っています。
#これまでこの 「最後の追い込み」 について何度か触れていますが 「具体的に何をしたか」 はまだ書いていません。近いうちに書いてみたいと思います m(_ _)m
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