SSブログ

適性検査 と 数学の定期考査 [受検生と中高一貫校生]

夏休み終了[exclamation] 今週から通常授業です。 っと、その前に主要3科目の "課題テスト" なわけですが、結果はあまり期待できそうもありません…[がく~(落胆した顔)]

結局のところ、この夏休み期間中は(というより2回目の定期テスト(考査)後は) うちの子にとって大きな "課題" となってしまった 数学のうちの一科目 への取り組みについてばかり書くことになってしまいました。その間 「やっぱり後遺症!?」 という記事 に書いた "塾への依存" (というか自主的な課題設定能力の未習得?) という問題とは別に、もう一つ モヤモヤ としていたことがあります。 それは、入学者選考時の 適性検査 と 入学後に課される 定期考査(とくに数学の、問題の科目) との間のギャップに対して感じていることです。現時点でそのモヤモヤをうまく表現できるような気はしないのですが、それでも感じる(た)ところを列挙してみたいと思います。
  1. これまで2回のその科目の定期考査は、ひたすら 「規則」 を適用して機械的に(正確に)処理することを求める問題の比重が非常に高かった。適性検査では知識と与えられた情報に基づいて解答を導く 論理的思考力 と、自分の考えを述べる記述力が試されるのに対して。
  2. 定期考査前に指示される準備のための "課題" の量が膨大である一方、解き方を身に付けるための情報が十分に与えられていない。(実際には授業で与えられているのかもしれないが、、、)
  3. その "課題量" と "定期考査問題の量と難易度" は釣り合っているように思われたが、そのレベルは今後より高度な数学を学ぶために必要な "量" や "難易度" に必要なレベルなのか疑問

と、まぁ、こんなことを感じました。

1. について、これはもしかすると地元の公立中学校に行っていたとしても同じことなのかも知れないとは思うのですが、いわゆる "中高一貫校向けの教科書" を使っているため ある特定の "分野" に限られてはいるもののいきなり中一の数学のレベルから通常は2年生か3年生で習うようなレベルまで対応しなければならないため、まさに "機械" のように(何も考えずに) ひたすら正確に "規則に応じた(多段階の)処理" を行うことが求められていると感じました。 3. とも関連するのですが、このテストでどの程度得点することが "標準" あるいは "最低限" として想定されているのかわかりません。しかし、多くの子は 面食らった 状態だろうな、と思いました。(うちの子の場合、その中でも最底辺に陥ってしまったわけですが[ふらふら]

2. について、まぁ、これは単にうちの子が怠けていただけで、授業でしっかりノートをとって復習もしていればそんな風に感じることは無かったのかもしれませんが、以前の記事 に書いた通り学校の先生も 「教科書ガイド」 的なものの導入をアドバイスしてくれたくらいで、結局のところうちでは教科書に準拠した 「チャート式」 の副教材を導入する必要がありました。

で、一番のモヤモヤは、3. についてです。 夏休み前のこの記事
実際にはテスト前の "課題" が実は膨大な量であり、今回のテストではその "膨大な量" の「訓練」を積んでいないと時間内にはとても対処できないくらいの問題量だったようです。
と書きました。つまり、「指示された準備課題の量」 と 「テストの問題量と内容」 は釣り合っていると思ったわけです (今もそう思います) が、この夏休みにどっぷり関与して復習と課題に取り組んでみた結果、「ちょっと待てよ? そこまでする(量をこなして "機械的な" 能力を身に付ける)必要が本当にあるのか??」 と疑問を感じてしまったのでした。

その背景としては、うちの子の学年が 大学受験 をするときには 制度 (試験内容)が変わることになっている、ということもあります。が、仮に現状のセンター試験 + 各大学の試験 であったとして、さらにうちの子が最難関大学を目指すのだったとしても、前回の定期考査で 満点をとったり (実際に一名いたようです [がく~(落胆した顔)]) 上位 10 % に入っていたりする必要はないんじゃないかな~ と思ってしまいました。ま、現状ではせいぜい "平均点" を目指しているレベルなのでそれはどっちでもいいことなんですけど (^o^;;

ところで、いろいろな Web サイトを眺めていると、小学生時代に 算数 が得意だった子が中高一貫校に入って数学で躓く、というのはわりとよくあることのようですね。だからといって安心してよいことではまったくないのですが、あまり神経質にならずに (現状を悲観し過ぎずに) 地道に努力をしていくしかないのだと思います。この夏休みに (願わくば) 習得した 「自主学習」 の取り組み方をこれからはしっかり実践していってくれ! と願うばかりです[わーい(嬉しい顔)]



中高一貫教育 ブログランキングへ


nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:育児

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。